【切ない】やっぱりきれいな青空と、 透き通った風ばかり

久しぶりの帰省だった。

また今度来れるのはいつかわからなかった。

だから、帰りの電車が来る前に、近くの山の上からの景色を、目に焼き付けておこうと思った。

やさしくはない山道だった。けれども子供の頃はすいすいとのぼっていったものだった。

昔のことを思い出しながら、山の天辺めざしてからだを動かしていると、なまりきっていたせいか、足を踏み外してしまった。