子供の頃にみんなで作った秘密基地、そこで体験した不思議な○○○

『熊いたらどーしよ?!』

など、冗談ではなく、本気で恐くなりだしてきた。

時間は9時、小屋の中は蒸し暑く、蚊もいて、眠れるような状況では無かった。

それよりも山の持つ独特の雰囲気に俺達は飲まれてしまい、皆、来た事を後悔していた。

明日の朝までどう乗り切るか俺達は話し合った。

結果、小屋の中は蒸し暑く、周囲の状況も見えない(熊の接近等)為、山を下りる事になった。

もう内心、一時も早く家に帰りたい!と俺は思っていた。

懐中電灯の明かりを頼りに足元を照らし、少し早歩きで俺達は下山し始めた。

5分ほどはハッピーとタッチが俺達の周りを走り回っていたので心強かったが、少しすると2匹は小屋の方に戻っていった。

普段、何度も通っている道でも夜は全く別の空間にいるみたいだった。