出会いは大学の入学式。
入学式の席順は決まっておらず、来た人から詰めて座る形だったんだけど
その時たまたま私の隣に座っていたのがDQN♀だった。
通っていた高校から、この大学に進学したのは自分一人だった。
知り合いが一人もいない環境。
もともと自分から話しかけれるようなタイプではないので
入学式が始まるまでの間は一人静かに待っていた。
そこにDQN♀(以下A)が話しかけてきた。
A「ってかこの中暑くない!?ちょー喉乾いたんだけど~」
てっきりもう一方の隣に話しかけてるんだと思って無視してたら
A「えwww無視ですかwきついわーwwwwww」
って言うんで、私に話しかけたんだと分かった。
驚いた半面、よっしゃwww早速友達できるwwww便所飯回避wwwww
と安心した。
私「ごめんw私に話しかけたんじゃないと思って」と言いながらAの方を向いた。
そこには同伴前のねーちゃんがいた。
ストライプ柄のスーツに網タイツでまさに脚場嬢だった。
おまけに香水臭い。なんか便所の芳香剤みたいな匂いがする。
正直うわ~とか思いながらも、見た目で判断するもんじゃないと
自分に言い聞かせ、必死に普通の態度をしていた。
ちょっと割愛させていただくが、まぁそんなこんなで
入学式が始まるまでいろんな話をした。
って言ってもAが一方的に喋るばっかだったけどな。
うんうんと聞いていくうちに彼氏の話になった。
A「そういやあさ~、彼氏がね~」
・彼氏とは高校2年からの付き合い
・彼氏も同じ学科にいる
・でもまだ来ていない
・彼氏かっこいいから浮気されそうで不安
・ってかうちらが大学行くとか天才じゃね?
・昨日2回工ッチした
要約するとこんな感じ。
マシンガントークってこういうことを言うんだな
ってくらい、Aは本当によくしゃべる。
職業病のせいなのか、なぜかちゃんと話の道筋が立ってて分かりやすい。
話す内容はともかく、話し方が聞き手が吸い込まれるように聞いてしまう。
もしかして、本当にこいつ天才なんじゃね?
A「で、あんたは彼氏いるの?」
私「私?一応いr「来たーっ!!!」